
一年の終わりが近づくと、装いにも「今年らしさ」を振り返りたくなるものです。
本コラム「スキルタメディア人気生地ランキング2025」では、実際のオーダー動向のもとに、今年多く選ばれた生地をランキング形式でご紹介します。
年末の節目に、2025年のトレンドを振り返りながら、次の一着を考えるヒントとしてお役立てください。
ブロード生地部門
きめ細かくフラットな表面感と、程よいハリ・コシを備えたブロードは、ビジネスシーンでの清潔感や信頼感を演出できる点が最大の魅力です。
その滑らかな手触りと上品な光沢は、シンプルでありながらも着る人の品格を引き立てます。
今回のランキングでも、1位・2位にはいずれも高番手糸を使用した白無地のブロード生地がランクイン。滑らかな肌触りと上質感が評価され、「毎日着るシャツだからこそ良いものを」という志向の高まりを象徴する結果となりました。
さらに3位も綿素材の白無地生地が選ばれ、装飾を抑えたベーシックな一枚が、改めてオーダーシャツの原点として支持されているということがうかがえます。▶ ≪ブロード生地一覧≫はこちら (SKYRTAへリンクします)
オックスフォード生地部門
程よいカジュアル感と実用性を兼ね備えたオックスフォード生地は、2025年も安定した人気を維持しました。
平織りよりもやや立体感のある織り組織により、耐久性に優れ、着込むほどに風合いが増していく点がオックスフォードならではの魅力です。
ビジネスカジュアルから休日のきれいめスタイルまで幅広く対応でき、汎用性の高さが支持されています。
今年のランキングでは、1位に上品な光沢と滑らかさを備えたロイヤルオックスがランクイン。カジュアルな印象になりがちなオックスフォードでありながら、ドレスシャツとしても使える点が高く評価されました。
2位・3位には、織り目が細かく端正な表情のピンオックスフォードが続き、いずれも白無地という結果に。
ブロード同様、装飾を排したベーシックな白が、素材そのものの良さを引き立てる選択として多く選ばれた一年となりました。
▶≪オックスフォード生地一覧≫はこちら(SKYRTAへリンクします)
ツイル生地部門
斜めに走る畝が生み出す立体感が特徴のツイル生地は、見た目の上品さと着用時の快適さを兼ね備えた素材として、2025年も安定した人気を保ちました。
ブロードに比べてシワになりにくく、ほどよい厚みとしなやかさがあるため、長時間の着用でもストレスを感じにくい点が支持されています。
カラーでは、ホワイトを軸にライトベージュやサックスといった合わせやすい色合いが中心となり、ビジネスシーンでの使いやすさが際立ちました。
定番色でありながら、ツイル特有の柔らかな光沢によって表情に変化が生まれ、落ち着きの中にさりげない個性を求める層のニーズを反映した部門となりました。
▶ ≪ツイル生地一覧≫はこちら (SKYRTAへリンクします)
ドビー部門
織り組織によってさりげない柄や凹凸を表現できるドビー生地は、無地に近い上品さと、程よいデザイン性を両立できる素材として支持を集めました。
プリントとは異なり、織りで柄を表現するため、落ち着いた印象の中に奥行きが生まれるのがドビーの大きな特徴です。
ビジネスシーンでも使いやすく、「無地では物足りないが、柄物は控えたい」という層に選ばれやすい生地といえます。
1位は、夏場に特に人気を集めたCOOLMAXドビーのホワイト。高い吸水速乾性と通気性により、蒸し暑い時期でも快適に着用できる機能性が評価されました。
2位3位には、綿100%でありながら形態安定加工を施したドビーチェックのサックスがランクイン。
爽やかな色味と手入れのしやすさが、忙しいビジネスパーソンから年間を通して安定した支持を集めました。▶ ≪ドビー生地一覧≫はこちら (SKYRTAへリンクします)
ストライプ部門
縦のラインが強調され、すっきりとした印象を与えてくれるストライプ柄シャツは、ビジネスシーンにおいて定番でありながらも表情の変化を楽しめる存在です。
ヘリンボーンストライプやシングルストライプ、ブロックストライプなど、2025年のストライプ柄は表情の異なるデザインが幅広く支持されました。
控えめながら奥行きのある織り柄から、清潔感のある定番ストライプ、コーディネートのアクセントになる存在感のある柄まで、用途に応じた選択肢の多さが特徴です。
ジャケットスタイルにも一枚着にも対応できる汎用性の高さが、ストライプシャツならではの魅力として改めて評価された一年となりました。
▶ ≪ストライプ柄の生地一覧≫はこちら (SKYRTAへリンクします)
チェック柄部門
色使いや柄の構成によって印象が大きく変わるチェック柄シャツは、装いに程よい個性と親しみやすさを添えてくれる存在です。
優しいピンク系からブルー、レッドまで、色柄のバリエーションが豊富なチェック柄部門は、装いに程よい個性を加えられる点が支持されました。
ドビーツイルやギンガム、マルチチェックといった柄は、ジャケットスタイルからカジュアルな着こなしまで幅広く対応でき、シーンに応じた使い分けが可能です。
▶ ≪チェック柄の生地一覧≫はこちら (SKYRTAへリンクします)
トリコット生地部門
トリコット編みは、これまでスポーツウェアやワークウェアなど、高いパフォーマンスが求められる分野で活用されてきたニット素材です。
柔らかな風合いと優れた伸縮性を備え、身体の動きに自然にフィットするのが大きな特徴です。
シワになりにくく、乾きが早いため、日常のお手入れも簡単。忙しい日々の中でもストレスなく着用できる点が高く評価されました。「よく伸びて、シワになりにくく、すぐ乾く」そんな扱いやすさと快適な着心地を、シャツとして自然に取り入れられるのがトリコット生地の魅力です。2025年は、見た目と機能を両立した次世代シャツ素材として、確かな存在感を示しました。
▶ ≪トリコットの生地一覧≫はこちら (SKYRTAへリンクします)
SPEEDY DRY生地部門
夏場のビジネスシーンにおける悩みを解決する高機能素材として、SPEEDY DRY生地は2025年に大きな支持を集めました。
ポリエステル素材のニット生地が本来持つ「通気性」「高いストレッチ性」「ノーアイロン」といった扱いやすさに加え、蒸し暑い屋内や炎天下でも快適に過ごせるよう、「吸水速乾性」と「汗染み防止性能」を徹底的に高めたのが最大の特徴です。
過酷な環境下でも清潔感のある見た目を保てる点が、多くのビジネスパーソンから高く評価されました。SPEEDY DRY生地は、夏のビジネスシャツに求められる要素を高次元で満たす素材として、2025年の暑さ対策を支えた存在となりました。
▶ ≪SPEEDY DRYの生地一覧≫はこちら (SKYRTAへリンクします)
インポート生地部門
素材そのものの上質さや、織り・色柄に宿る“らしさ”を楽しめるインポート生地は、2025年もこだわり派の支持を集めました。
長い歴史と伝統に裏打ちされた生地づくりは、国内生地とはひと味違う表情と存在感を持ち、オーダーシャツならではの特別感を演出してくれます。
中でも高い人気を誇ったのが、英国を代表する老舗シャツ生地ブランド「THOMAS MASON(トーマスメイソン)」。
きめ細やかな織りと上品な光沢、しなやかでありながら芯のある風合いは、袖を通した瞬間に違いを感じさせます。ビジネスシーンでの信頼感はもちろん、洗い込むほどに増す風合いも魅力で、「長く着たい一着」を求める方から多く選ばれました。
▶ ≪インポート生地一覧≫はこちら (SKYRTAへリンクします)
2025総合ランキング
2025年の総合ランキングでは、700種類を超えるスキルタの生地の中から、「機能性」と「定番力」を兼ね備えた生地が上位を占める結果となりました。
グランプリに輝いたのは、機能性素材「Hybrid Sensor」。通気性やストレッチ性、イージーケア性を備えながら、シャツらしい上品な見た目を両立した点が、今年のニーズを的確に捉えました。
2位には、オン・オフ問わず使える汎用性の高さが評価されたロイヤルオックスフォード。
3位には、フォーマルシャツの定番であるブロード生地「2U00」がランクインし、ベーシックな価値が改めて支持される結果となりました。
2025年は、快適さを重視した機能素材と、信頼感のある定番生地が共存した一年だったといえるでしょう。






























