ビジネスカジュアルとは?オフィスカジュアルとの違いや基本ルールをレクチャー


近年、政府が推進する働き方改革の一環として、全国各地で『オフィスの服装自由化』が急速に進んでいます。

多様性を尊重し、働きやすい環境を整備することで、企業と従業員双方にメリットをもたらすことが狙いのこの取り組みにより、職場の雰囲気やドレスコードが大きく変わったと感じている方も少なくないでしょう。

そのような中で、従来のスーツスタイルに取って代わって注目を集めているのが、「ビジネスカジュアル」や「オフィスカジュアル」といったスタイルです。

とはいえ、自由やカジュアルと言われつつも、ビジネスマナーを守りつつ品位を保つ装いが求められているため、具体的にどのような服装が適切か分からないという声も多く寄せられています。

そこで今回は、そんなお悩みを解決するために、「ビジネスカジュアル」や「オフィスカジュアル」の着こなしの基本ルールを徹底解説します!

このガイドが、あなたの職場でのストレス軽減や生産効率の向上、コミュニケーションの活性化の一助となることを願っています。

1.「ビジネスカジュアル」や「オフィスカジュアル」とは、どのような服装?

「ビジネスカジュアル」と「オフィスカジュアル」を区別する際の大きな基準は、取引先や社外の人と会う機会があるかどうかです。

例えば、営業職や顧客との商談が多い職種の場合には、「ビジネスカジュアル」のスタイルが好ましいでしょう。

ジャケパンスタイルを基本として、ボタンダウンのオックスフォードシャツやローファーなど、カジュアルな要素を取り入れつつも、全体としてきちんとした印象にまとめることを心掛けましょう。

一方、事務職など社内での業務が中心となる職種であれば、「オフィスカジュアル」のスタイルが適しています。

カーディガンなどのニット素材、チノパンやスニーカーといった、よりリラックスしたアイテムを取り入れやすくなりますが、服のヨレや汚れ、傷みなどが無いように気を配ることが大切です。

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実は、「ビジネスカジュアル」や「オフィスカジュアル」には、特定の服装を指すような明確な定義はありません。

企業によって服装ガイドラインが異なり、暗黙のルールに拠るところも多いため、特に新しい職場ではどの程度のカジュアルさが許容されるのか迷うことも少なくありません。

一般的な経験則としては、『同僚や上司の服装を参考にしながら、自身の職位や会社の雰囲気に合った服装を選ぶ』ことが有効です。

また、以下の基本的なポイントに注意を払うことで、より間違いを犯す可能性を減らすことができます。

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2. オフィスの服装自由化の歴史

オフィスの服装自由化が世界中に広がった最初のキッカケは、1960年代にハワイで始まった『アロハフライデー (Aloha Friday)』だと言われています。

金曜日にアロハシャツを着て仕事をするというこのムーブメントは、現地のアパレル協会が販促目的で始めた取り組みであるにも関わらず、業種や職種の壁を越えて、現在も続く伝統の一つとなっています。

その後、カリフォルニアを経由して『カジュアルフライデー (Casual Friday)』として、週末にはカジュアルな服装で勤務するという文化がアメリカ全土に広がりました。

1992年には、リーバイス社(Levi Strauss & Co.)が運営するチノパンブランド『ドッカーズ(DOCKERS)』のマーケティングディレクターであるリック・ミラーが米国主要企業の人事部に『ビジネスカジュアルガイド (A Guide To Casual Business Wear)』というパンフレットを配布したことで、オフィスの服装規定の緩和が急速に浸透していきます。

近年では、シリコンバレーのIT企業のみならず、ウォール街の大手金融機関でもドレスコードを緩めるなど、合理主義的な米国らしく、制度や仕組みに加えて服装でも働きやすさを追求する企業が増えました。

一方、日本国内では、1995年に大手企業や省庁、自治体、金融機関などで『カジュアルフライデー』の導入が始まりましたが、社会全体の取り組みになるには至りませんでした。

しかし10年後、室温の適正化とその温度に適した服装を推進することを目的とした『クールビズ (COOL BIZ)』が、地球温暖化対策という大義名分により、市民権を得ることに成功します。

さらに、東日本大震災後の電力不足による混乱を防ぐため、国民全体で節電に貢献することを目的として、従来の『クールビズ』からさらに服装規定が緩和された『スーパークールビズ』を推進するなど、まさに官民一体で実践される取り組みへと発展しました。

また、世界中でパンデミックを引き起こした、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による『新しい生活様式(New Normal)』の中では、在宅勤務とWEB会議が普及したことで、きちんと感と心地良い着心地を両立した装いのニーズが高まりました。

加えて、『ミレニアル世代 (Millennials)』が経済活動の中心となり、彼らの多様性やワークライフバランスを重視する価値観が、オフィスの服装自由化のさらなる推進要因となっています。

このように、半世紀以上に亘り変遷を辿ってきたビジネスにおけるドレスコードですが、「装いで相手への敬意を示す」という基本的な価値観は今も昔も変わりません。

モーニングコートやテールコートが簡略化されてスーツが生まれたように、フォーマルやビジネスシーンの装いは時代の要請に応じて変化してきました。

これからも、職場の文化や社会の変化に適応した新たなスタイルが生まれる中で、プロフェッショナリズムと信頼感をどのように表現していくかが問われ続けることでしょう。

3.「ビジネスカジュアル」や「オフィスカジュアル」におすすめのシャツ

ビジネスの場で、誠実で真摯な印象を与えるためには、白やサックスの無地のシャツが効果的ですが、「ビジネスカジュアル」や「オフィスカジュアル」においては、選択肢がさらに広がります。

例えば、季節感のある素材や、ストライプまたはチェックなどの柄物を取り入れることで、肩の力が抜けた遊び心あるスタイルを演出することができます。

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また、ノーネクタイでの着用シーンに合わせて、カッタウェイやボタンダウンなど、ネクタイ無しでも様になる衿型を選ぶこともおすすめです。

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こうしたシャツは、堅苦しさを軽減しつつも、きちんとした印象を保つことができるため、カジュアルでありながらも信頼感を失わないスタイルを実現します。

それでは、「ビジネスカジュアル」と「オフィスカジュアル」のイメージが固まったところで、それぞれのシチュエーションにおすすめの生地を紹介していきます。

「ビジネスカジュアル」におすすめの生地

【2U55】 エンドオンエンド (サックス)
¥9,790~
生地特徴:綿素材
素材:綿100%
糸番手:50/1×50/1
【2U53】 80/2 ロイヤルオックスフォード (ホワイト)
¥10,890~
生地特徴:綿素材
素材:綿100%
糸番手:80/2×80/2
【2U32】 ブロード ギンガムチェック (ホワイト×ブラック)
¥9,790~
生地特徴:綿素材 / 形態安定
素材:綿100%
糸番手:50/1×40/1
【2U22】 80/2 ドビー タッターソールチェック (ホワイト×ネイビー×サックス)
¥10,890~
生地特徴:綿素材 / 形態安定
素材:綿100%
糸番手:80/2×80/2
【MF09】 MONTI カラミ織り ブロックストライプ (ホワイト×グレー)
¥17,600~
生地特徴:綿素材 / 通気性
素材:綿100%
糸番手:- × –
【2R04】 リネン 平織り (ベージュ)
¥14,300~
生地特徴:麻素材 / 吸水速乾性 / 接触冷感 / 通気性
素材:麻100%

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「オフィスカジュアル」におすすめの生地

【WCS1】 播州織 100/2 シャンブレー 平織り (ダークインディゴ)
¥13,200~
生地特徴:綿素材
素材:綿100%
糸番手:100/2×100/2
【2881】 MORARJEE 平織り マルチチェック (ホワイト×ブルー×レッド)
¥13,200~
生地特徴:綿素材 / 形態安定
素材:綿100%
糸番手:50/1×40/1
【2EL7】 ツイル ブロックチェック (ネイビー×グレー)
¥10,890~
生地特徴:綿素材 / フランネル
素材:綿100%
糸番手:50/2×50/2
【MF28】 MORARJEE ブロード シックアンドシンストライプ (ホワイト×パープル×ネイビー)
¥13,200~
生地特徴:綿素材
素材:綿100%
糸番手:60/1×60/1
【2U64】 オックスフォード ブロックストライプ (ホワイト×ブルー)
¥10,890~
生地特徴:綿素材
素材:綿100%
糸番手:40/1 × 10/1
【9852】 SPEEDY DRY 鹿の子ニット (ネイビー)
¥12,100~
生地特徴:ポリエステル素材 / 汗染み防止 / 形態安定 / ノーアイロン / 吸水速乾性 / ストレッチ / 通気性
素材:複合繊維(ポリエステル)81% ポリエステル19%

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